ネットが遅いと感じたらDNS設定を見直そう|おすすめDNSと変更手順を解説

光回線の基礎知識
記事内に広告が含まれています。

「回線速度は十分なのに、なぜかページの読み込みが遅い」
「YouTubeや検索の最初の反応がもたつく」

それ、もしかするとDNS(ドメインネームシステム)設定が原因かもしれません。

この記事では、DNSの役割と、設定を見直すことでネットを快適にする方法をわかりやすく解説します。


そもそもDNSとは?わかりやすく解説

DNS(Domain Name System)は、Webサイトの名前とIPアドレスをつなぐ“住所録”のような存在です。

たとえば:

arduino
https://example.com → 192.0.2.1(本当のサーバーの住所)

この変換作業を、DNSサーバーがこっそり裏でやってくれています。


なぜDNSでネットの速さが変わるの?

DNSサーバーの性能や混雑具合によって、サイトにアクセスする“最初の一歩”のスピードが変わるのです。

つまり、

  • DNSが遅い or 不安定 → つながるまでに待たされる

  • DNSが速い → すぐに目的のページに到達できる

この違いが、体感速度(ページ表示や動画読み込み)に大きく影響します。


おすすめの無料パブリックDNS一覧(2025年版)

DNSサーバー プライマリ セカンダリ 特徴
Google DNS 8.8.8.8 8.8.4.4 高速・安定性◎
Cloudflare DNS 1.1.1.1 1.0.0.1 プライバシー保護に強い
OpenDNS(Cisco) 208.67.222.222 208.67.220.220 フィルタリング機能付き
Quad9 9.9.9.9 149.112.112.112 セキュリティ重視タイプ

特におすすめは、**Google DNS(速さ・信頼性)Cloudflare DNS(プライバシー重視)**の2強です。


DNS設定の変更手順(Windows編)

✅ ステップ1:ネットワーク設定を開く

  • 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「アダプターのオプションを変更」

✅ ステップ2:使用中の接続を右クリック →「プロパティ」

✅ ステップ3:「インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)」を選択 →「プロパティ」

✅ ステップ4:下部の「次のDNSサーバーのアドレスを使う」に以下を入力

例(Google DNSの場合):

  • 優先DNS:8.8.8.8

  • 代替DNS:8.8.4.4

✅ ステップ5:OKを押して閉じ、ネット再接続して完了!


DNS変更の注意点

  • 通信が速くなるのは**「最初の読み込み」部分のみ**(ダウンロード速度とは別)

  • 自宅ルーター側でも変更可能(詳しい人向け)

  • 変更後、つながらない場合は元に戻す(自動取得に戻す)


まとめ|DNSを変えるだけで“体感速度”がアップすることも

  • ネットが重いとき、実はDNSが原因のことがある

  • Google DNSやCloudflare DNSに切り替えると、快適になるケースが多い

  • 設定は無料&5分でできるので、ぜひ一度試してみよう

ちょっとした設定変更でネット生活がぐっと快適に。
**パソコン初心者でもできる「隠れた改善策」**としておすすめです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました