「いつも使っていたWi-Fiが急につながらない」
「ルーターは動いているのにインターネットができない」
そんなとき、焦ってルーターを何度も再起動したり、スマホの設定をいじって混乱した経験はありませんか?
この記事では、光回線の通信障害時にユーザー側で確認できるポイントと対処法をわかりやすく解説します。
まず「通信障害」か「自宅側の問題」かを切り分ける
いきなり設定を変える前に、問題が自宅の機器なのか、外部(回線・プロバイダ)側なのかを判断しましょう。
✅ チェックポイント
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他の端末(スマホ・PC)でもつながらない?
→ すべての機器がつながらなければ、回線側の可能性が高い -
スマホのモバイル回線ではネットにアクセスできる?
→ Wi-Fiだけが止まっているなら、ルーターや回線が原因 -
SNSや公式サイトで「障害情報」が出ていないか?
→ Twitter(X)や回線会社の公式ページで“通信障害”の速報をチェック
通信障害時の対処法①:モデム・ルーターの再起動
もっとも基本で効果的な方法が「再起動」です。
✅ 再起動手順
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モデムの電源を抜く
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ルーターの電源も抜く(順番が重要)
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1〜2分ほど待つ
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モデム → ルーターの順に電源を入れ直す
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通信が回復するか確認
機器の一時的なエラーやIPアドレスの競合が、これで解消することがあります。
通信障害時の対処法②:LANケーブル・光コンセントの接続確認
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ケーブルが緩んでいる/断線している
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光コンセントがズレている
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モデム側の「光回線ランプ」が点滅している
など、物理的な接続不良が原因のこともあります。
断線が疑われる場合は、新しいLANケーブルに交換してみるのもひとつの方法です。
通信障害時の対処法③:プロバイダや回線事業者の障害情報を確認
多くの回線業者やプロバイダは、公式サイト・SNSで障害情報を発信しています。
■確認先の例
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【ソフトバンク光】→ https://www.softbank.jp/ybb/info/
「○○県の一部地域で通信障害が発生しています」などの情報が出ていれば、ユーザー側で解決できない一時的なトラブルの可能性が高いです。
通信障害時の対処法④:ルーターの設定を見直す
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IPv6接続が切り替わらない
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固定IP設定やポート開放がうまくいっていない
こうした設定ミスも、通信不能の原因になることがあります。
特に、プロバイダ変更直後はルーターの設定を初期化して、再設定する必要があるケースが多いため注意しましょう。
通信障害時の対処法⑤:復旧までスマホのテザリングやフリーWi-Fiを活用
回線側の障害で復旧を待つしかない場合は、一時的な代替手段を確保するのも大事です。
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スマホのテザリング機能をオンにしてPCと接続
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コンビニやカフェのフリーWi-Fiを利用
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楽天モバイルユーザーなら「無制限テザリング」でしのげる
災害時や障害時に備え、最低限の通信確保手段を準備しておくと安心です。
まとめ|「まず切り分け→原因ごとの対処」で冷静に対応しよう
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「自宅の問題か」「回線全体の障害か」をまず判断
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再起動・接続確認・障害情報のチェックが基本ステップ
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ルーター設定やLANケーブル不良も要確認
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復旧までの“つなぎ”手段も準備しておくと安心
突然の通信トラブルは慌てがちですが、落ち着いて段階的に確認すれば、ほとんどはユーザー側で対応可能です。
焦らず、順を追って対処してみてください。
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