「せっかく光回線を引いたのに、なんだかネットが遅い…」
そんなとき、見落としがちなのが Wi-Fiルーターの性能 です。
実は、どんなに速い回線を契約していても、ルーターの性能が低ければ速度は十分に出ません。
この記事では、初心者向けに Wi-Fiルーターの正しい選び方とチェックポイント をわかりやすく解説します。
なぜルーターの性能が重要なのか?
Wi-Fiルーターは、インターネットの信号を家中に届ける“中継役”です。
古いルーターを使っていると、以下のような問題が起きやすくなります。
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回線の速度が活かせない(ボトルネックになる)
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電波が部屋まで届かない(通信切断が多い)
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同時接続で重くなる(スマホやPCが多い家庭で不安定)
つまり、光回線のポテンシャルを最大限に発揮するには、ルーター選びがカギなのです。
Wi-Fiルーター選びで見るべき5つのポイント
① 通信規格(Wi-Fi 6が今の主流)
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Wi-Fi 4(802.11n)…旧式
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Wi-Fi 5(802.11ac)…現在でも普及
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Wi-Fi 6(802.11ax)…最新規格で高速・安定性◎
2025年現在は Wi-Fi 6対応モデルがコスパ・性能ともにおすすめです。
② IPv6(IPoE)対応かどうか
せっかく光回線側がIPv6接続に対応していても、ルーターが非対応だと混雑回避の高速通信ができません。
購入前に「IPv6 IPoE対応」「v6プラス対応」などの表記を確認しましょう。
③ 利用環境に合った通信速度とカバー範囲
利用環境 | 推奨ルーター |
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一人暮らし・1K〜1LDK | 小型・2ストリームでOK |
ファミリー・戸建て | 中〜大型・メッシュ対応モデル |
ゲーム・在宅ワーク | 高速・低遅延対応モデルが安心 |
④ アンテナの本数やMU-MIMO機能
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アンテナが多いほど電波が安定
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MU-MIMO搭載モデルなら複数機器の同時接続でも快適
スマホ・タブレット・テレビ・PC…と複数台使う人は、ここもチェックを。
⑤ セキュリティ機能と設定のしやすさ
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WPA3対応(最新の暗号化方式)
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スマホから簡単に設定できるアプリ付きモデルも増えています
おすすめのWi-Fiルーターメーカー(2025年時点)
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BUFFALO(バッファロー):国内人気No.1、初心者向けモデルも豊富
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NEC/Atermシリーズ:安定性重視、法人・業務用途にも強い
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TP-Link:コスパ◎、Wi-Fi 6対応モデルが多い
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ASUS・NETGEAR:高性能モデルに強く、ゲーマーにも人気
まとめ|ルーター次第で“体感速度”が激変する
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光回線の性能を活かすには、ルーターの選定が重要
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最新のWi-Fi 6+IPv6対応ルーターが今の基準
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利用環境・接続台数・セキュリティにも注目しよう
「ネットが遅い」と感じているなら、まずはルーターの買い替えを検討してみてください。
それだけで一気に快適なネット環境が手に入るかもしれません。
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