「YouTubeが止まる」「Zoomがカクつく」など、なんだか最近ネットが遅いと感じたことはありませんか?
でも、そもそも自分のネット速度がどれくらい出ているのか、測り方がわからないという人も多いでしょう。
この記事では、通信速度の正しい測定方法と見るべき数値の意味を、初心者向けにわかりやすく解説します。
通信速度はどうやって測る?
速度を測るには、Webサイトやスマホアプリを使えば簡単にチェックできます。
代表的なツールは以下の通りです。
✅ おすすめの速度測定サイト・アプリ
名前 | URL・アプリ名 | 特徴 |
---|---|---|
Fast.com | https://fast.com | シンプルで使いやすい(Netflix提供) |
Speedtest by Ookla | https://www.speedtest.net | 詳細な数値が出る定番サイト |
みんなのネット回線速度 | https://minsoku.net | 他ユーザーとの比較ができる |
※スマホなら「Speedtest」アプリも人気です。
測定結果で見るべき3つの数値
通信速度には複数の項目があります。重要なのは以下の3つです。
① 下り(Download)速度
動画視聴・ネット閲覧などに影響。
快適な目安:50Mbps以上(HD動画やリモートワークに◎)
② 上り(Upload)速度
ファイルのアップロード・ビデオ通話などに影響。
目安:10Mbps以上あれば一般利用は十分
③ Ping(レイテンシー)
反応速度を示す数値(単位:ms)。オンラインゲームや通話で重要。
目安:50ms以下なら快適、100ms以上は遅延が気になる可能性あり
測定するときの注意点
速度測定はちょっとした条件で数値が変わることがあります。正しく測るために以下を確認しましょう。
✅ 測定時のチェックポイント
-
できれば有線接続で測る(Wi-Fiは不安定)
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他のアプリや端末の通信を止めておく
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朝・昼・夜など時間帯ごとに測定して比較
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PC・スマホ両方で確認すると客観的に判断しやすい
ネットが遅いときの対処法
もし通信速度が極端に遅かった場合、以下のような原因が考えられます。
原因 | 対策例 |
---|---|
ルーターが古い | IPv6対応の新型に買い替え |
接続方式がPPPoE | IPv6 IPoEに切り替える |
回線の混雑 | 時間帯を避ける/プロバイダ変更を検討 |
中継器がない | Wi-Fiの電波が届きにくい場所は中継器で強化 |
それでも改善しない場合は、思い切って回線やプロバイダの乗り換えも選択肢です。
まとめ|数値を知ることで「ネットの体感速度」に納得できる
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通信速度は「Fast.com」や「Speedtest」で簡単に測定可能
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見るべき数値は「下り・上り・Ping」
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遅いと感じたら、時間帯や接続方法、ルーターの状態を見直そう
「なんとなく遅い」ではなく、「数値で見る」と原因と対策が明確になります。
自分のネット環境を見直す第一歩として、まずは速度を測ってみましょう。
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