Wi-Fiが突然切れるときの原因と対策10選|安定して使うためのチェックリスト

光回線の基礎知識
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「スマホのWi-Fiが急にオフになる…」
「パソコンで作業中にネットが途切れた…」

そんなとき、焦ってルーターを叩きたくなりますよね。
でも、多くの原因はちょっとした環境や設定ミスです。

この記事では、Wi-Fiが突然切れる原因と、すぐできる対策を10個紹介します。


1. 【原因】ルーターが古くなっている

ルーターの寿命は約3〜5年。
古いモデルは、通信が安定せず、熱暴走や再起動を繰り返すことがあります。

対策:IPv6対応・Wi-Fi 6対応のルーターに買い替えを検討しましょう。


2. 【原因】ファームウェア(ルーターのソフト)が古い

ルーターはパソコンやスマホと同じで「中身のソフト」が更新されます。
古いままだと不具合やセキュリティリスクが高まります。

対策:メーカーの公式サイトからファームウェアのアップデートを実施。


3. 【原因】ルーターが高温になっている

ルーターをテレビや電子レンジの近く、直射日光の当たる場所に置いていませんか?
熱によるエラーで通信が不安定になることがあります。

対策:風通しの良い場所に置き、壁や床にベタ置きしない。


4. 【原因】中継機が多すぎる/干渉している

Wi-Fi中継機やメッシュルーターを導入していると、
電波がぶつかりあって切断の原因になることも。

対策:中継機の台数を減らす/中継ポイントをルーターから遠ざけて設置。


5. 【原因】周辺のWi-Fiと干渉している

集合住宅などでは、他の部屋のWi-Fiと電波が干渉して不安定になることがあります。

対策:ルーターの「チャンネル設定」を自動 or 混雑していない帯域に変更。


6. 【原因】IPv6通信に非対応のルーターを使っている

IPv6通信(v6プラスなど)を使っているのに、ルーターが非対応だと
接続が切れる・再接続を繰り返すことがあります。

対策:契約中の回線・プロバイダに合わせた対応ルーターに変更。


7. 【原因】Wi-Fiの2.4GHz帯/5GHz帯の切り替えによるもの

Wi-Fiの電波は主に2.4GHzと5GHzの2種類。
自動で切り替わる設定にしていると、そのタイミングで通信が切断されることも。

対策:片方の周波数帯だけに固定設定する/端末側で選択する。


8. 【原因】端末(スマホ・PC側)の不具合

意外と多いのが、端末側のWi-Fi接続エラーや省電力設定による切断。

対策

  • スマホやPCを再起動

  • 省電力モードをオフ

  • Wi-Fi設定をいったん削除→再登録


9. 【原因】ルーターとの距離が遠い/壁が多い

鉄筋のマンションや2階建ての家では、ルーターから遠い部屋で接続が切れやすいです。

対策

  • 中継機やメッシュWi-Fiの導入

  • ルーターを家の中央か高い位置に設置


10. 【原因】プロバイダ・回線側の一時的な障害

Wi-Fiの問題ではなく、光回線やプロバイダが一時的に不調な場合もあります。

対策

  • プロバイダの公式ページ・SNSで障害情報を確認

  • 24時間経っても直らなければカスタマーサポートに連絡


✅ まとめ:Wi-Fiの切断は“身近な原因”がほとんど

原因 対策の例
古いルーター 買い替え・ファーム更新
熱・干渉 設置場所を見直す
通信方式の不一致 IPv6対応ルーターに変更
端末側の問題 再起動・Wi-Fi再接続
外的な要因 プロバイダや障害の確認

「Wi-Fiが切れるたびにルーターを叩く」より、
原因を一つずつチェックする方が確実な解決につながります。

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