Wi-Fiのセキュリティ対策は大丈夫?家庭用ルーターでやるべき7つの基本設定

光回線の基礎知識
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最近では、Wi-Fiのセキュリティを狙った被害も増えています。
「勝手に使われる」「情報が漏れる」「遠隔操作される」など、家庭のWi-Fiでも油断はできません。

この記事では、家庭で使っているWi-Fiを安全に保つための基本セキュリティ対策を7つ紹介します。


1. 初期パスワードは必ず変更する

ルーターには「admin」「12345678」といった初期パスワードが設定されています。
これはマニュアルにも書かれており、第三者に簡単に突破されるリスク大です。

対策

  • 管理画面にログインしてパスワードを任意の強力なものに変更

  • Wi-FiのSSIDパスワードも英数字混在で設定し直す


2. SSID(Wi-Fiの名前)をデフォルトのままにしない

「Buffalo-G-XXXX」「Aterm-XXXX」など、メーカー名が丸見えのSSIDは危険です。
メーカーがわかると、攻撃手法を特定されやすくなります。

対策

  • SSIDを自分だけがわかる文字列に変更

  • 複数SSIDがある場合は使わない方を無効化


3. 暗号化方式は「WPA2」または「WPA3」を使用する

ルーターの設定で「暗号化方式」を選べますが、
古い「WEP」や「WPA」は脆弱性があり危険です。

対策

  • 「WPA2-PSK(AES)」か「WPA3」に設定変更

  • 端末が対応していない場合は最低でも「WPA2」


4. 不要な「リモート管理」機能はオフに

一部のルーターには、外出先から操作できる「リモート管理」機能があります。
便利ですが、乗っ取りのリスクもあるため、使っていないならオフ推奨。

対策

  • 管理画面で「リモート管理」または「Webアクセス機能」を無効に


5. ファームウェア(ソフト)を定期的に更新する

ルーターもスマホやPCと同じく、ソフトの更新=セキュリティ強化です。
放置していると、脆弱性を突かれて攻撃される可能性があります。

対策

  • 月に1回程度、メーカー公式サイトでアップデートの有無を確認

  • 自動アップデート対応モデルなら安心


6. ゲスト用Wi-Fiを分けて使う

友人・訪問者にWi-Fiを教えるとき、家庭用Wi-Fiに直で接続させるのは危険です。
悪意がなくても、ウイルス感染端末などから被害を受ける可能性があります。

対策

  • ゲスト用SSIDを有効化し、別パスワードを設定

  • ゲストにはそのWi-Fiだけを使ってもらう


7. 謎の端末がつながっていないか確認する

「使ってないのに通信量が多い」「速度が落ちた」などのときは、不正接続の可能性もあります。

対策

  • ルーターの管理画面で「接続端末一覧」を確認

  • 見覚えのない端末はブロック・SSIDパスワードを変更


✅ まとめ:Wi-Fiのセキュリティ対策は“設定”と“確認”で守れる!

対策 理由
初期パスワードの変更 簡単に侵入されないため
SSIDの変更 攻撃対象になりにくくする
WPA2/WPA3に設定 強力な暗号化
ファーム更新 脆弱性対策
ゲスト用Wi-Fi 家庭ネットワークを守る
不正端末の確認 無断利用を防止

「家庭だから大丈夫」と油断せず、まずは管理画面に入って確認することが第一歩です。

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