「引っ越すことになったけど、今使っている光回線ってそのまま使えるの?」
「住所が変わるだけなら、何か手続きすればいい?」
「いっそ乗り換えた方がお得なのかな…?」
引っ越しと同時に悩みがちなのが「光回線の継続 or 解約 or 乗り換え」。
この記事では、引っ越し時に取るべき対応と、損しないための選び方・注意点を解説します。
結論:状況に応じて「継続」or「新規契約」を選ぶのが正解
引っ越し時、光回線の選択肢は大きく3つあります。
選択肢 | メリット | デメリット |
---|---|---|
① 継続(移転手続き) | メールアドレス・契約そのまま | 工事が必要な場合あり |
② 解約+新規契約 | キャッシュバックを狙える | 違約金・工事費に注意 |
③ 乗り換え(事業者変更) | 解約金なしで変えられる | 同じ回線網(フレッツ系)に限る |
① 継続(移転)手続きの流れと注意点
現在の回線を「移転」する手続きを行えば、回線そのままで新居でも利用可能です。
✅ 手続きの流れ
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現在のプロバイダに「移転希望」と連絡
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新居での回線確認・工事日調整
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引っ越し先で再工事/無派遣工事が可能なことも
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旧宅の回線撤去が必要な場合あり
✅ 注意点
-
工事費が再度かかる場合あり(キャンペーン適用で実質無料のケースも)
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一時的にネットが使えない期間が発生することも
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土日工事は追加費用がかかる
② 解約+新規契約:お得な反面、リスクもある
「心機一転、回線も変えよう」と考える人も多いですが、注意点もあります。
✅ メリット
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新規契約限定のキャッシュバックがもらえる
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キャンペーンで工事費・ルーター無料も
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不満があった回線から乗り換えできる
✅ デメリット
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解約時の違約金(5,000〜20,000円程度)
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工事費の残債があると一括請求
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新規申し込み〜開通までネットが使えない期間が発生することも
③ 乗り換え(事業者変更・転用)を使えば手間も費用も少ない
「フレッツ光」系の回線を使っている場合、同じ回線網の別サービスに乗り換える「事業者変更」や「転用」ができます。
用語 | 対象 | メリット |
---|---|---|
転用 | フレッツ光 → ドコモ光/ソフトバンク光など | 工事不要・解約金なし |
事業者変更 | ドコモ光 → ソフトバンク光など | 同上(設備流用) |
✅ 工事不要で、ネットが使えない期間もほとんどなし。
ただし、回線設備が異なる(例:NURO光 → auひかり)場合は不可です。
引っ越しにともなう費用の比較(目安)
項目 | 継続 | 解約+新規 | 事業者変更 |
---|---|---|---|
工事費 | 再発生の可能性 | 新規分発生 | 基本不要 |
解約金 | 発生しない | 発生する | 発生しない(条件あり) |
キャッシュバック | 基本なし | あり(新規特典) | なし or 少額 |
回線不通期間 | 数日〜1週間 | 最大2週間程度 | ほぼなし |
ケース別・おすすめの選び方
状況 | おすすめの選択肢 |
---|---|
同じ建物内 or 同一市区町村内 | 継続(移転)がおすすめ |
新居が光未対応 or 不満がある | 解約+新規で再スタート |
フレッツ光系で同じ設備あり | 事業者変更でOK |
よくある質問(Q&A)
Q. 光回線の移転には何日かかる?
→ A. 早ければ5日程度。繁忙期(3月〜4月)は2週間以上かかる場合も。
Q. 違約金を回避する方法はある?
→ A. 更新月に解約すれば0円。また、乗り換え時に「違約金還元キャンペーン」があるサービスも。
Q. 回線の撤去は必要?
→ A. 建物によって異なります。管理会社に確認し、「撤去不要」と言われれば放置でも問題ありません。
まとめ:光回線の引っ越し対応は“費用”と“回線の満足度”で決めよう
ポイント | 内容 |
---|---|
回線に満足している → 継続 or 事業者変更 | 解約金・工事費を抑えられる |
新居に不満が出そう → 解約+新規契約 | キャッシュバック狙いもあり |
フレッツ系→フレッツ系は工事不要の可能性あり | 手間も費用も軽減できる |
引っ越しはネット契約の見直しチャンス。一番損しない方法を選びましょう。
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