「最近ネットが不安定」「繋がらない時間が増えた」
そんなとき、意外と見落とされがちなのがWi-Fiルーターの劣化です。
実はルーターにも寿命があり、古くなった機器を使い続けることで通信の安定性やセキュリティが低下することも。
この記事では、Wi-Fiルーターの寿命と買い替えサイン、そして買い替え時の選び方のポイントをわかりやすく解説します。
Wi-Fiルーターの寿命は「3〜5年」が目安
一般的に、Wi-Fiルーターの寿命は3〜5年といわれています。
内部の電子部品が劣化したり、熱やホコリでパフォーマンスが落ちることが多いためです。
✅ 寿命に影響する要因
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長時間の連続稼働(24時間365日稼働する機器)
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置き場所の通気性(熱がこもると劣化しやすい)
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ファームウェアの更新が止まっている(セキュリティの問題)
こんな症状が出たら買い替えのサイン
症状 | 原因の可能性 |
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突然Wi-Fiが切れる | 内部エラー・熱暴走・劣化の可能性 |
通信速度が極端に遅くなった | 古い規格で回線の速度に追いついていない |
複数台つなぐと重くなる | 同時接続性能が低いため |
ファームウェアの更新が提供されていない | セキュリティリスクが高まる |
5年以上前のモデル | 最新の通信規格やIPv6に未対応の可能性大 |
「スマホやパソコンは買い替えるのに、ルーターは放置している」という家庭は意外と多いです。
古いルーターを使い続けるリスクとは?
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通信速度が光回線に追いつかない(せっかくの高速回線が宝の持ち腐れ)
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Wi-Fiが不安定になりやすい(途中で切断、再接続の繰り返し)
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セキュリティの脆弱性(WPA2未対応など)
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スマホ・ゲーム機との相性が悪くなる(最新のWi-Fi 6未対応)
買い替えるなら、ここをチェック!
✅ 選び方のポイント
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Wi-Fi 6対応(高速・同時接続に強い)
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IPv6 IPoE対応(混雑しにくい通信方式)
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接続台数に余裕があるモデル(家族が多いならMU-MIMO搭載がおすすめ)
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ファームウェアの自動更新対応(セキュリティ面で安心)
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メッシュWi-Fi拡張対応(将来のアップグレードにも対応)
✅ おすすめメーカー(2025年現在)
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バッファロー(初心者向け、日本語対応◎)
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NEC(安定性重視、法人用途にも)
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TP-Link(コスパ重視、Wi-Fi 6対応機多数)
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ASUS(高性能、ゲーミングや多機能モデル)
まとめ|「まだ使える」ではなく「快適に使えるか」が判断基準
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Wi-Fiルーターの寿命は3〜5年が目安
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通信速度や接続安定性に不満が出たら、まずルーターを疑ってみる
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最新モデルは快適性・安全性・拡張性すべてが進化している
「ネットが遅い=回線のせい」と思われがちですが、実はルーターの買い替えだけで劇的に改善することも少なくありません。
ルーターも“消耗品”と考えて、定期的な見直しをおすすめします。
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