「マンションに住んでいるけど、ネットが遅い…」
「光回線を契約したいけど、何を基準に選べばいいのかわからない」
「そもそも、戸建てとマンションって何が違うの?」
この記事では、マンションに住んでいる人向けの光回線選びのコツとおすすめ5選を、初心者にもわかりやすく解説します。
マンションの光回線が遅くなりがちな理由
実はマンションでは、「どの光回線を使うか」以上に、**建物側の配線方式(設備)**が大きく影響します。
配線方式 | 最大速度 | 特徴 |
---|---|---|
光配線方式 | 1Gbps〜10Gbps | 最も速く、安定性も高い |
LAN方式 | 最大1Gbps | 比較的速いが建物共有 |
VDSL方式 | 最大100Mbps | 古い電話線で通信、かなり遅いことも |
✅ ポイント:同じ回線を契約しても、配線方式がVDSLだと理論上100Mbpsが限界
マンションで光回線を選ぶときのポイント3つ
① 建物の配線方式を必ず確認する
管理会社・大家さんに「光回線の配線方式は何ですか?」と聞いておくとベスト。
光配線方式 or LAN配線方式ならOK。
VDSL方式だと速度面で不利になります。
② 回線タイプ(フレッツ系・独自回線)を選ぶ
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フレッツ系(ドコモ光、ソフトバンク光、楽天ひかりなど):提供エリア広い/混雑しやすい
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独自回線(NURO光、auひかりなど):混雑に強い/エリアが限られる
③ プロバイダがIPv6対応かチェックする
特にフレッツ系の場合、IPv6(IPoE方式)に対応していないと、夜間に激遅になるリスクが高いです。
マンション向け光回線おすすめ5選(2025年版)
✅ 1. ソフトバンク光|IPv6標準&スマホ割も強力
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フレッツ回線を利用した定番サービス
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IPv6(v6プラス)対応で混雑に強い
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ソフトバンクスマホとセットで月1,100円割引
こんな人におすすめ: ソフトバンクユーザー/提供エリアの広さ重視
✅ 2. NURO光 for マンション|高速&独自回線で人気
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下り最大2Gbpsの高速回線
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独自回線で混雑しにくく、夜も快適
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対応マンションなら月額2,000円台〜
⚠️注意:マンション内にNURO設備が導入されている必要あり
おすすめ: 高速通信+安定重視の人/対応マンションに住んでいる人
✅ 3. ドコモ光(GMOとくとくBB)|高性能ルーター無料&安定通信
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IPv6対応(IPoE)で速度安定
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Wi-Fi6対応ルーターが無料レンタル
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ドコモスマホユーザーはセット割あり
おすすめ: ドコモユーザー/通信品質とサポート重視の人
✅ 4. 楽天ひかり|楽天モバイルユーザーなら1年間無料
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フレッツ系+IPv6 IPoE対応(楽天ブロードバンド)
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月額3,080円〜と安い
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楽天モバイルユーザーは1年無料キャンペーンあり
おすすめ: 楽天経済圏の人/コスパ重視
✅ 5. auひかり(マンションタイプ)|auユーザーは断然お得
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独自回線で混雑に強い
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月額3,000円前後の安価プランあり
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auスマホとセットでスマートバリュー適用
⚠️注意:対応マンション・配線方式の確認必須
おすすめ: auユーザー/独自回線で安定重視の人
失敗しないためにやるべき「3つの事前チェック」
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マンションがどの回線方式に対応しているか → 光配線か確認
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プロバイダがIPv6 IPoEに対応しているか
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回線工事が管理会社・大家に許可されるか
よくある質問(Q&A)
Q. マンションだと速度はあきらめるべき?
→ A. 光配線方式+IPv6対応プロバイダなら、実測300〜600Mbpsも十分可能です。
Q. VDSLだったら契約しても意味ない?
→ A. スマホでSNSや動画程度ならOK。ただし、オンライン会議やゲームは厳しいです。
Q. 管理会社に聞きづらい…
→ A. 回線業者に申し込むと「対応配線方式」も確認してくれる場合が多いです。気軽に問い合わせましょう。
まとめ:マンション選びは“設備”と“回線の組み合わせ”が命
チェック項目 | 理想 |
---|---|
配線方式 | 光配線方式 or LAN配線方式 |
回線 | NURO光、auひかり、フレッツ系でもIPv6対応 |
プロバイダ | IPv6(IPoE)方式に対応したところ |
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